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ロシアの学校占拠事件

衝撃的でした。学校が占拠されてしまい、多数の生徒、教師が人質になったことも衝撃的でしたが、それ以上に、ロシア当局の不手際(と言ってよいでしょう)による犠牲者の多さがショックでした。Y!Newsによると分かっているだけで遺体が323人収容され、子供も半数ほどいたそうです。当局が突入しておきながらほとんどの犯人は逃走。自爆した犯人なども止めることは出来ず、当局側にも犠牲者が出ています。
プーチン大統領は「子供に銃口をむけた恐るべき犯罪だ」と非難しています。確かに、犯人たちは断罪を持って処するしかないような者たちでしょう。しかしながら、彼らを断罪に処したとて、無くなった人たちは帰ってこないのです・・・。
本当に、他にもう少しやりようは無かったのか、悔やまれるばかりです・・・。
ただ、これを対岸の火事として呑気に眺めていていいわけではありません。日本の学校にも、侵入者が現れて子供を殺傷した事件があります。宅間被告の事件です。規模は大きくないかもしれない、でも、与えた衝撃は変わらないでしょう。あれ以来、学校の警備も厳しくはなりました。が、ロシアの事件ほどの人数に押し入られたら、そうそう対処できる警備を敷いている学校は無いでしょう。そんな事件が仮に日本で起こったとき、日本の政府、警察はどのように対処するのでしょうか?
間違っても、小泉首相には「今休暇中だから・・・」などと言って職務の丸投げだけはして欲しくないものです。ロシアの事件から得るものはたくさんあると思います。テロは日本でも起きる可能性がある、そう言われ始めてしまいました。何をどう用心していいかも分かりません。心構えだけでも、必要な時代なのかもしれません・・・。

  by code_air_edge | 2004-09-05 10:06 | ニュース関連

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